繰り返し

何か処理を繰り返すなら、while文やfor文を使う。


    while文

    while文の処理は、インデントした2行目から同じインデントが終わるまで。

    while 条件式:
      処理
      処理
    # インデントの終わりはwhile文の終わりを意味する
    

    真偽値(条件式)がTrueなら処理が始まる。ブロックの処理が終わるたびに条件式を判断し、Falseならwhile文を抜ける。

    while文の例

    羊 = 1
    while 羊 < 4:
      print("羊が" + str(羊) + "匹…") # str()は数値を文字列に変換
      羊 = 羊 + 1
    print("スヤスヤ…")

    条件式「羊 < 4」がTrueの間、処理を繰り返すので、出力はこうなる。

    羊が1匹…
    羊が2匹…
    羊が3匹…
    スヤスヤ…
    

    break文とcontinue文

    繰り返しの最中、繰り返し全体を終了するのがbreak文、次の回の繰り返しにジャンプするのがcontinue文。

    while 条件式1:
      処理
      if 条件式2:
        continue # 次の回の繰り返しへ(条件式1の判断へ)
      if 条件式3:
        break # 繰り返し全体の終了
    

    break文とcontinue文の例

    下記はwhile True:となっていてそのままだと無限ループだが、breakcontinueを使ってループから抜けられる。

    羊 = 1
    while True:
      print("羊が" + str(羊) + "匹…") # str()は数値を文字列に変換
      羊 = 羊 + 1
      if 羊 < 4:
        continue
      print("スヤスヤ…")
      break

    出力はこうなる。

    羊が1匹…
    羊が2匹…
    羊が3匹…
    スヤスヤ…
    

    for文

    特定の回数だけ繰り返す処理は、range関数を用いたfor文が便利。

    リストタプルセット辞書といったコンテナの要素を順次処理していくなら、for文を使う。